SYSTEM

ゲームの遊び方

■ゲーム前の準備

1:ルールカードとリストカード以外の30枚をシャッフルして山札としてください。

2:山札の上から10枚をライフとして山札の横に並べてください。

3:山札の上から3枚のカードを手札にしてください。



■ゲームのプレイ手順

●ドローフェイズ

 山札から1枚引いてください。

 ※山札が1枚も無い場合、捨て札を全て裏向きにしてシャッフルし、 新しい山札にしてください。


●セットフェイズ

 手札から1枚を選び、場に伏せてください。


●オープンフェイズ

 両方のプレイヤーがカードを伏せたら、

 同時に表向きにしてください。

 ※カードテキストに【発動コスト】が書かれている場合は、このフェイズで指示に従ってください。


●ジャッジフェイズ

 双方のカードの「発生」の数字を比べてください。

 数字が小さい方が『行動成功』となり、ダメージを与えます。

 ダメージを受けたプレイヤーは、その数値分だけライフのカードを手札にしてください。


●エンドフェイズ

 手札が7枚以上有る場合、6枚になるように任意のカードを捨て札にしてください。

 その後、場に出しているオープンしたカードを捨て札にしてください。

 ※捨て札は、ライフとは別に山札の横に置いておきましょう。


▼ドローフェイズ~エンドフェイズまでの1巡を「ターン」として

 どちらかのプレイヤーが『ライフが無い状態でダメージを受ける』と決着となり

 ダメージを与えたプレイヤーの勝利となります。



■その他のルールについて

●「有利」と「発生」

前のターンに行動成功したプレイヤーは「有利」の数値を得ます。

「有利」を持つプレイヤーはジャッジフェイズにて、

オープンしたカードの「発生」から 「有利」の数字を引いた数値をそのカードの「発生」とします。

例:有利20を持つカードで行動成功した次のターンに発生30のカードを使用すると

  そのカードの発生は『30-20』で『10』として扱います。

なお、発生から有利を引いた数値が0以下になった場合、

ジャッジフェイズの間だけ相手のオープンしたカードを無効(完全に無い物として扱う)にして、

必ず行動成功となります。


●相殺

オープンフェイズにて、有利と計算した上での発生が双方のプレイヤーで

同じで、かつカードテキストによる優劣が存在しない場合は「相殺」となり

双方のカードのダメージを0とします。(双方行動失敗という扱いとなります)



■上級ルール

上級ルールは適用してもしなくても構いませんが

少し複雑になる代わりに、より戦略的なゲームが楽しめます。

上級ルールを適用する場合は、ゲーム前にお互いのプレイヤーで合意を取るようにしてください。


●上級ルール1:初期手札選択

ゲーム開始時の3枚の手札を自由に選んで使用できます。

その場合、まず30枚の中から3枚を選んで伏せてから残りをシャッフルし

上から10枚をライフにしてください。


●上級ルール2:緊急回避

オープンフェイズにカードを表にする直前に手札を5枚捨て札にする事で、

お互いのカードを無効にできます。

その場合、両者の場のカードも捨て札にして、両者の有利も0となった状態で

次のターンを始めてください。


●上級ルール3:タイムアップ

ドローフェイズにカードが引けなかった場合の、捨て札を山札への移動を

お互いのプレイヤー合わせて1度しか行えないものとし

次に山札が無くなったプレイヤーは、その時点で敗北となります。

つまり、先に山札を切らしたプレイヤーのみ捨て札の再利用が可能ですが、

反対のプレイヤーは山札が切れた瞬間に負けになります。



■ソロモード

本作は1人でも遊ぶ事ができます。

その場合、基本ルールやプレイヤー側のプレイ手順は通常と変わりませんが

相手(NPC)側は下記の様になります。


1:初期手札の代わりに、3枚を山札・ライフとは別に伏せて置く。(これを「伏せ手札」と呼ぶ)

  これは通常の手札と同じ扱いでダメージを受けるとライフから伏せ手札にカードを置き、

  7枚以上の場合はエンドフェイズに6枚になるように捨て札にする。

  (この場合、最後に置いたカードから捨てる)

  伏せ手札は発動コストの支払いにのみ使用する。

2:ドローフェイズ・セットフェイズでは伏せ手札を通さず、カードを山札から直接場にセットする。

3:カードに書かれている事は可能な限り実行する。

4:上級ルールは未対応。ただし、プレイヤー側のみ適応するかはプレイヤー次第とする。



■簡易Q&A

Q1:ライフのカードが残り1枚の時、2ダメージを受けました。この場合、負けになりますか?

A1:はい、なります。

   カードが無い状態でダメージを受けた瞬間に負けとなります。

   ライフは「カード枚数としては10枚だが、数値としては11」と思うと分かりやすいと思います。


Q2:手札の枚数が足りず発動コストが支払えなかった場合、どうなりますか?

A2:発動コストの支払えなかったカードは無効となりますので相手の行動成功となります。

   両者が同時に発動コストを支払えなかった場合、何も起こらず次のターンとなります。


Q3:「強攻撃」のカードに【対空攻撃】【防御不可】とだけ書いてありますが、これは何ですか?

A3:これは「中攻撃」の【対空攻撃】と「投げ」の【防御不可】の説明と同じ効果のテキストを

   省略しています。つまり、『相手が【対空攻撃】【空中行動】【防御】以外を使用していたら、

   そのカードを無効にする。また、相手が【防御】を使用していたら、そのカードを無効にする。』

   という意味になります。他のカードでも【】で囲まれているものは、個別にそのテキストを持つ

   カードの説明と同じ効果を持ちます。下記に纏めましたので、ご参照ください。

【防御】相手が必殺技を使用していたら1ダメージ、超必殺技を使用していたら2ダメージを受ける。

※【防御】はダメージ0・発生1・有利10のカードに与えられる効果なので、この記述となります。

【防御不可】相手が【防御】を使用していたら、そのカードを無効にする。

【対空攻撃】相手が【空中行動】を使用していたら、その【空中行動】を無いものとして扱える。

【空中行動】相手が【対空攻撃】【空中行動】【防御】以外を使用していたら、そのカードを無効にする。


Q4:発生が1である「ガード」のカードを使用して有利を計算した結果、発生が0以下になりました。

   この時、相手が【防御不可】を持つカードを使用していた場合、どうなりますか?

A4:発生が0以下になった場合、ジャッジフェイズの間だけ相手のオープンしたカードは

   無効となります。ですので、この場合は【防御不可】を持つカードは無いものとして扱い

  「ガード」のカードを使用した側の行動成功となり、有利を10得てダメージは0となります。

※格闘ゲーム的には「自分が有利な状態で相手の暴れを読んでバックステップした」的な感じです。


Q5:ゲーム中に捨て札を確認しても良いですか?

A5:はい、構いません。自分の捨て札は勿論、相手の捨て札も確認して構いません。

   同様にライフや山札の枚数確認を行う事も構いませんが、並び順は変えない様にしてください。

   また、当然ですがライフや山札の枚数を確認する際は裏向きのまま行ってください。


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